在宅人工呼吸器のバッテリ使用時間について

在宅で使用されている人工呼吸器は多くの機器があります。

今回は在宅呼吸器のバッテリ使用可能時間をまとめました。

担当している患者さんの人工呼吸器がどのくらいの時間バッテリ駆動が可能かの参考にしてみてください。

また、加温加湿器にはバッテリ搭載したものがありませんので、停電中は使用ができません。

目次

トリロジ１００

製造販売業者：フィリップス・レスピロニクス合同会社　

バッテリ使用可能時間は６時間となっています。

内部と外部にバッテリが１個ずつ同じバッテリがあり、外部バッテリは取り外しが可能となっています。１個で３時間稼働が可能で、２個で６時間稼働となっています。

BiPAP A40システム

製造販売業者：フィリップス・レスピロニクス合同会社

バッテリ使用可能時間は3時間となっています。

 ＊コンセントを使用中は加温加湿器が使用できますが、バッテリ駆動の場合は加温加湿器は作動しませんので注意してください。

LTV1150

販売業者：パシフィックメディコ

内蔵バッテリ使用可能時間は1時間となっています。

LTV1150の場合、スプリントパックという外部バッテリがあります。必要に応じて個人で買われている方もいるそうです。

スプリントパックは6時間の使用が可能となっております。（2本のバッテリから作られており、1本3時間使用可能なので、2本で6時間の使用が可能となっています。）

Monnal T50

販売業者：IMI

バッテリ使用可能時間は5時間となっています。

 外部バッテリパックを使用すると＋８時間

合計バッテリ使用可能時間は１３時間となっています。

レジェンドエア

販売業者：IMI 

バッテリ使用可能時間は６時間となっています。

外部バッテリパックを使用すると＋１２時間

 合計バッテリ使用可能時間は１８時間となっています。

スマートベンチレータ　VIVO30

製造販売業者:チェスト株式会社

呼吸器にバッテリ搭載が無いため、外付けのバッテリが必要になります。

チェスト株式会社で準備しているバッテリでの使用可能時間は6時間となっております。

スマートベンチレータ　VIVO40

製造販売業者:チェスト株式会社

バッテリ使用可能時間は3時間

クリーンエアASTRAL

販売業者：フクダ電子株式会社

https://www.fukuda.co.jp/medical/products/inhome_medical/astral.htmlより抜粋

バッテリ使用可能時間は8時間となっています。

在宅患者さんには外付けバッテリ２個を付属しているとのことです。

１個８時間使用可能です。

合計バッテリ使用可能時間は２４時間となっています。

ニューポートベンチレータ　HT70

製造販売業者:東機貿株式会社

バッテリ使用可能時間は1時間

外部バッテリのパワーバックバッテリを使用した場合は+10時間

合計バッテリ使用可能時間は１１時間となっております。

ベネット５６０

製造販売業者:コヴィディエン

バッテリ使用可能時間は1時間

外部バッテリを使用した場合は+10時間となります。

合計バッテリ使用可能時間は１１時間となっております。

Puppy-X（パピーテン）

 製造販売業者:オリジン医科工業株式会社

www.nagano-shounizaitaku.com より抜粋

内部バッテリ使用可能時間は３時間 

在宅患者さんには外付けバッテリ２個を付属しているとのことです。

１個５時間使用可能です。

合計バッテリ使用可能時間は１３時間となっています。

何かの参考にしていただければ幸いです。

バッテリ使用時間はあっていますが、今回は取り急ぎ作成したため、後日、写真や文面の訂正を行なっていきたいと考えています。