これから段々と暑い時期になってきますね。
花火や
夏祭りなどのイベントが多く、
キャンプなどでも楽しめるため、夏は大好きです。
ただ、暑すぎるのは困りますが(^_^;)
この暑い季節なのに、人工呼吸器や高流量酸素療法中に加温加湿器の温度が上がらないということはないですか?
挿管モードの場合、通常であれば37℃前後になると思います。
加温加湿器MR850の使用方法については過去記事を確認してください。
通常の使用中でも、たまに温度が上がらない場合があります。それは、温度を測定しているプローブに結露が付いて温度を正確に測定できていないために起きます。
この場合は、温度プローブに付着した結露を除去すると解決できます。
しかし、これからの季節、使用環境によっては温度が上がらなくなることがあります。
温度が上がらない原因は、エアコンからの冷たい風が直接加湿チャンバーにあたり、冷やされてしまうためです。
対策方法
①エアコンの風が当たらない場所に加温加湿器を移動する。
エアコンから出てくる冷たい風が当たらない場所に移動すると、温度が37℃前後まで戻ってきます。
②加湿チャンバーにアルミをまく。
加湿チャンバーにアルミを巻くことで、冷たい風を遮断することができるため、エアコンの冷たい風に影響しにくくなり、温度が上がってきます。
アルミを巻いていると、こんな原始的な対応で…Σ(・□・;)
とよく驚かれますが、これが一番温まり易いと思います。
ただし、注意して頂きたいのが、チャンバー全部にアルミを巻くとチャンバー内の水量を確認できないため、お水が失くなったことに気付きにくいので、一部は見える様にして下さい。
加温器の温度が上がらない現象があったら、一度試してみて下さい(^_−)−☆