今週末に３泊４日で韓国の８病院のNICUへ視察に行ってきます。
今回の視察は、以前にブログでも書きましたが、今年の６月に韓国で開催された韓・日NICUケアワークショップで「当院のNICUで臨床工学技士が行っている業務」について講演を行ったことがきっかけです。
ワークショップ終了後、数ヶ月してから主催者で嘉泉大学吉病院NICUの孫先生から連絡があり、「韓国では日本の臨床工学技士にあたる資格の人がNICUで勤務していないので、機器管理が行き届いていない点があります。韓国の数施設のNICUを視察して、どのような不備があるのか見て欲しいです」との連絡がきました。
前回のワークショプ後の懇親会では、数名の韓国の医師から、韓国のNICUでも臨床工学技士が増えてくれるといい。と言われ臨床工学技士が韓国でも認められたと嬉しい気持ちになりましたが、お酒の席での社交辞令かなーとも思っていました。
しかし、今回、孫先生から韓国のNICU視察のお話を頂き、韓国でも機器管理・操作などを行う臨床工学技士の重要性が認められ始めたのかと思い、とても嬉しい気持ちになりました。
その反面、韓国の医療水準は世界的にも高水準であることが認められており、ITを基盤に医療施設や設備などの基本的なインフラがよく整備されているので、どこまでお役に立てるか少しの不安を抱いています。
今回は釜山（プサン）からソウル近辺にある京畿道（キョンギド）までにある８病院のNICUを視察する予定です。
釜山からソウルまではKTX（韓国高速鉄道）で417.4kmで２時間３０分ほどで着きます。日本では東北新幹線で「東京駅から、くりこま高原（仙台より先）」東海道新幹線では、「東京から岐阜羽島（名古屋より先）」ほどの距離になります。
①釜山（プサン）から開始し、②大邱（テグ）、③大田（テジョン）、④天安（チョナン）、⑤京畿道（キョンギド）と韓国を縦断して視察を行って行く予定です。移動時間があるため過密スケジュールになってしまい、各病院での滞在時間は１時間程となっています。
韓国を縦断してNICUの視察を行う計画を立て、各病院との日程調整をすることはすごい大変なことだと思います。改めて、孫先生に尊敬の念を抱きました。
韓国の冬の気温はとても寒いと聞きますので、どのくらい寒いのか調べて見ました。ソウルの気温は最高が１℃、最低が−８℃でした。これは寒いー⛄️。風邪をひかないように気をつけないと٩( 'ω' )و
今回の視察の内容は今後ブログにアップして行く予定ですので、また見てください🤗また、来年６月頃に、韓国の仁川で開催される韓・日NICUケアワークショップ2018でも発表する予定です。
