看護師さんが知らないと損するコツを臨床工学技士が伝授します

毎日多くの看護師さんや先生から医療機器の使用方法や操作のコツについて相談を受けます。頂いた相談に対する答えをブログを通してみなさんに伝えることにより、少しでも多くの人の悩みや疑問を解消できるお手伝ができればと思いブログの開設を行いました。

韓国でのお買い物は現金とクレジットカード、どっちがお得?

前回、韓国に行った時に一緒に行った人から、お金の支払いはクレジットカードの方がお得らしいよ。と言われたので、お金の支払いは現金とクレジットカードのどっちがお得か調べてみました。、また、滞在中に病気や怪我をしても安心なように海外旅行保険には…

韓国のNICUへ視察に行ってきます

今週末に3泊4日で韓国の8病院のNICUへ視察に行ってきます。 今回の視察は、以前にブログでも書きましたが、今年の6月に韓国で開催された韓・日NICUケアワークショップで「当院のNICUで臨床工学技士が行っている業務」について講演を行ったことがきっかけ…

病院で使用するコンセントのお話

病院では色々な色のコンセントが設置されています。 病棟では赤色と白色のコンセントを目にすることがあると思いますが、「どれを使ったらいいの?」と思っている方多いのではないでしょうか? 今回はコンセントについてお話をしていきますね。(内容を一部…

当院のNICUで臨床工学技士が行っている業務について韓国で講演を行ってきました。

今年の6月に韓国の仁川広域市にある嘉泉大学吉病院(Gachon University Gil Hospital)で開催された[NICUケアワークショップ2017-韓・日未熟児呼吸管理を中心にー]で、当院のNICUで働く臨床工学技士がどのような業務内容を行っているのか講演を行ってきま…

心肺蘇生のガイドラインについて(成人)

今回は心肺蘇生のガイドラインについてお話していきますね。 蘇生のガイドラインは2005年に国際蘇生協議会からガイドラインが発表され、5年ごとに内容が更新されています。この内容を元に、各国や地域が各々の事情に合わせた蘇生ガイドラインを作成していま…

生体情報モニタ使用中の確認事項

前回は生体情報モニタのアクシデント事例について書かせてもらいました。 www.iryoukiki.me 今回は生体情報モニタ使用中の確認事項についてお話をして行きたいと思います。 前回のおさらいとして、生体情報モニタにはベッドサイドモニタ、送信機、セントラル…

生体情報モニタのアクシデント事例

生体情報モニタに関するアクシデントは、軽度のものから重大なものまで、数多くの施設で発生している報告を聞きます。今回は国内で収集・報告されたアクシデント事例を紹介していきますね。 その前に、生体情報モニタにはどのようなものがあるか説明をしてい…

アンビュバッグの組み立て間違い

皆さんはアンビュバッグの組み立てを行ったことがありますか? アンビュバッグの正式名称はバッグバルブマスクです。多くの会社から販売されていますが、1953年にドイツのAmbu社から発売され広く普及したことから、世界的にアンビュバックと呼ばれること…

酸素ブレンダーは使っていないのに酸素が流れている??

酸素ブレンダーは設定流量が0L/minでも酸素が流れているって知ってましたか? 酸素ブレンダーとは、酸素と空気を混ぜて21〜100%の酸素濃度ガスを供給する装置の事です。 分娩室やNICU・GCUでは、患児に高濃度酸素の投与を避けるためにも必須の装置で…

気管支吸引カテーテルの選択方法

気管支吸引カテーテルには多くの種類があります。 どれを使えば良いか悩んでしまうことがありますね。 特に、新生児・小児では多くの種類があるため、どれがを選べば良いかわからなくなりますね。 今回はどのようにカテーテルのサイズを選べば良いのかお話を…

AIRVO2使用マニュアル

AIRVO2使用マニュアルを記載していきます。 このブログは個人が作成しているものになります。 使用経験を元に記入していますので、ご参考までにご覧ください。 AIRVO2は小型で加温加湿器とフロージェネレーター(空気発生器)が一体化された機器になります。…

在宅呼吸器の酸素濃度の求め方

本日はとても暖かく過ごしやすかったですね。 先日は、急に寒くなってしましい、気温差も大きかったので体調を崩した人もいたのではないでしょうか? これからの時期、在宅呼吸器管理を行なっている患者さんの入院が増えてしまいます。 在宅呼吸器管理を行な…

時間を正しく設定していないと逮捕される??

ある日、太郎さん(仮名)が、盗んだクレジットカードをガソリンスタンドで使用したという容疑で任意同行を要請されました。太郎さんは、何かの間違いで、話せばすぐに解決すると思っていましたが、警察署で逮捕されてしまいました。 ここ数か月間、太郎さん…

ネーザルハイフロー患者の搬送にもハイフローが使用できるんです!!

ここ数年、ネーザルハイフローを行うことが増えていますね。プロングだけなので、圧迫感も少なく、呼吸管理を行いながら、食事やコミュニケーションが取れることも大きなメリットになっていると思います。 ネーザルハイフローを行うときは、高流量が出る酸素…

メイクをしているとMRIで火傷する??

人工呼吸器を使用している患者さんでMRIを撮影する場合、呼吸器の移動補助を行うことがあります。 先日、呼吸器の移動補助を行なった時に、待合にいた患者さんから「MRI撮るのにメイクしちゃいけないんだね」という声が聞こえてきました。 自分も初めて「MRI…